外反母趾の原因とは?初心者が知っておきたい正しい靴の選び方や履き方などを解説
外反母趾は痛みを伴なうこともあり、多くの人が悩んでいます。初心者はまずはなぜ外反母趾になるのか、その原因を知っておきましょう。人それぞれ原因は違いますが、まずは遺伝的な要因が考えられます。遺伝的な要因以外では、間違った靴の選び方も考えられます。つま先の細い靴やかかとの高いタイプを長く着用していると、足の骨格や筋肉にも歪みが出てきます。足の形や大きさに合わない靴を選ぶことは、悪化の要素になるのでサイズはしっかり確認しましょう。購入前には、実際に履いて歩行で違和感のないものを選ぶことも大切です。
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外反母趾の原因とは?初心者が知っておきたい正しい靴の選び方や履き方などを解説
- 外反母趾の主な原因は靴以外にもある?
- 外反母趾はハイヒールの靴を履く機会が多い女性だけの問題じゃない?
- 外反母趾はハイヒールの靴を履かない男性や子供にも起こりうる足の変形
- 外反母趾だからといって大きめの靴を選ぶのもよくない
- 靴選びの前にチェックしておきたい外反母趾の状態
- 外反母趾の予防・改善に欠かせない靴選び
- 外反母趾でつま先をトントンする靴の履き方はNG
- 外反母趾用の靴も年々おしゃれになっている
- 外反母趾を予防しながら歩きやすさも兼ね備えるロッカーソールの靴
- 外反母趾の方が軽くて柔らかい靴を選ばない方がいい理由
- 外反母趾の靴選びで重視すべきなのはゆったり感よりもフィット感
- 外反母趾の方は靴べらを使うのがおすすめ
- 靴を正しく履くことは外反母趾のケアに繋がる
- 外反母趾の方には足裏の横アーチのサポート機能がついた靴がおすすめ
外反母趾の主な原因は靴以外にもある?
外反母趾は先のとがった靴などが原因だと言われていますが、歩き方が大きな要因になっていることもあります。どのような歩き方が良くないのかというと、まずペタペタ歩くことです。正しい歩き方は、着地をかかとから徐々につま先方向に移動していくのですが、この歩き方は足裏全体を同時に着地させてしまうことを言います。そのことから足裏の筋肉や足の指を使わない歩き方なので、足裏の筋肉を低下させ外反母趾のリスクを高めてしまうリスクがあります。正常な歩き方を意識しすぎて、踵重心で歩いてしまうことも注意が必要です。踵重心で歩いてしまうと、逆に胸を反りすぎて重心が後ろのまま歩行を続けてしまうことになります。重心が後ろになりすぎてしまうと、足の指の筋肉を上手く使うことができなくなってしまうので、結果的にペタペタ歩きと同じようになってしまいます。外反母趾になりたくないのであれば、3点歩行を意識することが大切です。かかとと前足部、つま先の3つを意識して歩くようにしましょう。
外反母趾はハイヒールの靴を履く機会が多い女性だけの問題じゃない?
外反母趾と聞くとハイヒールを履く女子になる症状とイメージする人は多くいますが、単純に問題はそれだけではないという点も理解しておく事が大切です。もちろん外反母趾自体は高いハイヒールを使用することで起こる症状でもありますが、遺伝的な内容も関係している事があります。ヒール使用しない女性や男性であっても、場合によっては症状が出る事もあります。使用している靴が影響しているケースも多く、かかと分が高いヒールだけでなく足の指の部分が狭いタイプでも注意が必要です。足の指の部分に過度の圧力がかかるタイプのシューズは、形状を変形させる事があり外反母趾になるリスクが高くなります。他には姿勢や人それぞれ異なる足の構造が影響している場合もあり、柔軟性や足底の曲線部分など身体的な特徴とから発症する場合も可能性として考慮すべきポイントです。症状を抑えたり悪化させないためには、適切な靴を選び足の健康を考える事が重要といえます。
外反母趾はハイヒールの靴を履かない男性や子供にも起こりうる足の変形
女性の場合は仕事だけでなくプライベートのファッションとして、ハイヒールを利用する人は多くいます。結果的に足に与える圧迫などによって、外反母趾が発症する人は多くなる原因の1つです。ただし女子だけでなく男性や子供でも発症する可能性があり、外反母趾自体は足の変形に繋がる症状といえます。実際に男性や子供でも発症してしまう理由として、遺伝的な問題や足自体の形状が大きく関係してくるポイントです。家族歴によって発症するケースがあり、親だけでなく祖父母から遺伝する可能性があります。自身の足の形状からくるだけでなく、普段使用している靴のデザインやサイズが影響しているケースも多いです。特にシューズの先部分の幅が細いタイプの靴は、使用している中で圧迫し変形させる原因となります。他には年齢も関係していおり、加齢にともなる原因により男性でも外反母趾になるケースもあります。遺伝や足の形状の他に普段使用するシューズのデザインなど、様々な要因があると把握する事が大切です。
外反母趾だからといって大きめの靴を選ぶのもよくない
親指が当たって歩きにくいから、ワンサイズ大きめの靴を選ぶという方も少なくありません。しかし外反母趾の症状を改善したいのであれば、大きめの靴を選ばない方が良いです。窮屈なシューズを履くことで、外反母趾の症状が悪化するというイメージを持ちがちですが一方で大きすぎても弊害があります。外反母趾の特徴として、足幅が横に広がる状態が挙げられます。フィットしていなくて大きすぎる場合、さらに横に広がって症状が進行してしまうためサイズ選びが重要という訳です。 フィット感があって、なおかつかかとで履くことにより改善が見込めます。横に広がるのを防止する上に、かかとで踏み込んでつま先で地面を蹴るという正しい歩き方を実践するのに大切だからです。反対に小さすぎるサイズの場合、かかとは問題なくてもつま先に弊害が出るケースがあります。開くのが防止できても、今度は親指が浮いてしまって足の裏の筋肉が衰えてしまい症状の進行に繋がってしまいます。
靴選びの前にチェックしておきたい外反母趾の状態
体質によってもかなり個人差が出てきますが、足の出っ張っている骨の部分が異常なまでに突出していて靴によく当たって痛いと感じている方の場合、なかなか完治させることが難しい深刻な外反母趾になっている可能性があるので注意が必要です。
かなり悪化してしまうと大きく腫れあがって自力で歩けない状態になってしまうこともあるので、少しでも違和感を感じたり強い痛みが伴っている場合には、自分に合った靴選びを慎重にしていくことが非常に大切になってきます。
そして、選ぶ際にチェックしておきたいポイントに関しては、外反母趾の悪化がどれくらい深刻であるかについてでしょう。
触るとかなりボコッと突き出ていて大きく腫れている状態なら決して小さめのサイズを選ばないように心がけ、強く締め付けたりしないスニーカーや大きめのサイズを選ぶと悪化を防ぐことができるようになります。
また、女性の場合は外反母趾になりやすいパンプスは極力避けることも意識するようにしてください。
外反母趾の予防・改善に欠かせない靴選び
昔は外反母趾というと、中高年の女性ばかりがなる病気だと言われていました。
ところが現代では、女性も広く社会進出をするようになり、四六時中靴を履いて業務をするため罹患している方も増加をしました。
今現在はまだ外反母趾ではないけど、予防をして健康な姿を維持したいと思いませんか。
そのような方に向けたコツを、ここでご紹介をします。
まずは靴から改善をするのが賢明です。
足が長く見えるハイヒールを好まれるレディはとても多いですが、それが外反母趾の大きな原因となっているのは言うまでもありません。
つま先がとても細いので、全身の体重が一点に集中をするわけです。
改善としては普段から履き慣れているスニーカーをチョイスして、足の裏全体に体重を分散させることになります。
あまり見た目を重視したものは選ばず、実際のサイズよりも2つほど大きいものを購入して愛用をすることです。
あとは毎日指を広げるストレッチをして、予防ができます。
外反母趾でつま先をトントンする靴の履き方はNG
症状をこれ以上悪化させないためにも、靴をつま先で履かないようにするのは重要です。
主な理由として、靴を履いた際に必要とされる先端部の空洞である捨て寸が挙げられます。
この空間は人によって異なり、約5ミリから3センチまでと幅は広いです。
先端部を余らせて、かかとにフィットさせるのが正しい履き方となります。
つま先をトントンして履く、すなわち指を先端部に押し込める方法は自ら外反母趾の症状を進行させてしまいます。
自分で、指を変形させているのと同義です。
かかとで着地して、足先で地面を蹴るという動作を繰り返すのが歩行です。
これを補強する方法として、シューズの紐をしめることが挙げられます。
シューズの中で前に滑っていくのを防ぎ、かかとで履いて歩き続けることが可能です。
ポイントは足首付近をきつくしめるのではなく、足の甲部分を固定するように締めることです。
底の部分が横に広がってしまうのを防ぎ、外反母趾の症状の悪化を阻止してくれます。
外反母趾用の靴も年々おしゃれになっている
中高年になると、自然と身体に不具合が出てくるのは避けることはできません。
とくに最初に顕著となるのが全身の関節で、脚なら外反母趾という疾病があるわけです。
男性よりも女性に多くなっており、親指が内側に入り込む形になります。
初期の頃は痛みはありませんが、少しずつ激しい痛みになるので対応している靴を買い揃えるのが必須です。
以前は高齢者向けの地味な品物しかありませんでしたが、最近は外反母趾用シューズもおしゃれなものが多くなっています。
一例をここであげると、20代向けのムートンブーツやミュールと呼ばれるサンダルのスタイルもあります。
若い方でも外反母趾に悩まされる方もいるため、若年向けの靴もメーカーでは投入をしてきました。
一足あたり約8000円ほどと少しお高いですが、お出かけ用で4足程度を買い揃えていれば、外反母趾でもお出掛けがたのしくなります。
ネット通販でもあるので、一度は見てみるのも悪いものではありません。
外反母趾を予防しながら歩きやすさも兼ね備えるロッカーソールの靴
最近、女性の間で深刻な悩みとなっている疾病があります。
それは外反母趾であり、長時間の立ち仕事をされる方ほど罹患をされるようになりました。
まだ明らかな原因は解明をされておらず、完治を目指すのも困難と言われるわけです。
今現在、外反母趾で悩んでいる人は大勢いるでしょうが、どうしたら痛みを緩和することができるのでしょうか。
簡単にここでポイントをご紹介すると、靴の中にインソールを入れるのが効果的と言われています。
いろんな種類で販売をされる品ですが、なかでもロッカーソールというものは専門医も推奨をしているほどのものです。
つま先の先端にだけ入れるソールで、ハイヒールでも問題なく愛用が可能になります。
なぜ外反母趾に効果的なのかというと、体重がつま先にかかるのを分散できるからです。
外反母趾は長期間、つま先に体重がすべてのることで発症もしやすいため、予防策でロッカーソールを愛用するのも、とてもいい対策方法です。
外反母趾の方が軽くて柔らかい靴を選ばない方がいい理由
軽くて柔らかい靴は、足のアーチや指の変形をサポートしきれません。
外反母趾の方は構造的な問題を抱えており、しっかりとしたサポートが必要です。
そして足の異常な圧力を分散させず、逆に増加させることがあります。
これにより、痛みや炎症が悪化する可能性が高まります。
外反母趾の方は安定性に欠けることが多く、不安定さを増す可能性があります。
そのため安定性を提供することを、考えて購入しましょう。
トウボックス(つま先部分)が狭いことが多く、指に余分な圧力をかける恐れがあるのでゆとりのあるトウボックスが必要です。
足の変形や炎症を悪化させる可能性があり、痛みが増すこともあるので注意が必要です。
適切なサポートを提供するシューズが症状の進行を抑制します。
適切な商品を選ばないことは、足の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
外反母趾の症状を軽減し、将来の合併症を予防するためにも適切なものを選ぶことが足の健康にいい理由です。
外反母趾の靴選びで重視すべきなのはゆったり感よりもフィット感
外反母趾に悩まされている方が少なくないと思われます。
負担が大きくかかってしまい、疲れやすくなるなど問題が多いです。
少しでも疲れを抑えるためには、靴選びがかなり重要になります。
適当に決めてしまうと自分の足に合わなくて負担が大きくなってしまうので注意が必要です。
ゆったり感ではなく、足にフィットしていることを重視するべきです。
適度に締め付けられている方が外反母趾の足にとって合っています。
市販の製品ではフィット感が無いという方は、オーダーで購入した方が失敗しないです。
足を細かく計測して、それぞれの足に適した靴を作ってもらえます。
ただ、オーダーを依頼する店によってクオリティが変わってくるので、よく比較してから決めることが大事です。
どこも大体同じだと考えて適当に選んでしまうと後悔することになります。
比較する際は、実際に利用した人の口コミも参考にした方が良いです。
利用したから分かる情報が得られて、参考になることが多いです。
外反母趾の方は靴べらを使うのがおすすめ
足が痛いという悩みを抱いている方は大勢いますが、それも立派な病気だということは知らない人もたくさんいるのが現状です。
正式な病名は外反母趾で、特に50代以上の女性に多いのがポイントです。
罹患をする原因は大きく分けて二つになり、若い頃にハイヒールを愛用していたというのが原因でもっとも多いといわれます。
今現在、すでに痛みが激しくて毎日が辛いという方も多いでしょうが、外反母趾はあるアイテムを使用することで緩和をすることも可能です。
簡単にここでご紹介をすると、靴を履くときに靴べらを使うのがおすすめの方法になります。
仕事のときにパンプスを避けられない時は、履くのが非常に痛いものです。
そのままではスムーズに足を入れることが出来なくても、靴べらを使ったらすばやく着用ができます。
靴は普段はなるべくスニーカーやサンダルにして、つま先を狭くしないようにすることも重要です。
外反母趾は治せない病気なのでケアが必須です。
靴を正しく履くことは外反母趾のケアに繋がる
外反母趾の改善・ケアに繋がる方法の1つに、靴をきちんと履くことが挙げられます。
よく外反母趾の症状が起きる原因として述べられるのが、指および裏の筋力の低下です。
かかとで着地して、足の爪先で蹴り出すというのが正しい歩き方となります。
この歩行方法をとるための方策の1つが、靴をかかとで履くことです。
着地をする際に脚が不安定だと、変な癖がついてしまい腰・身体に負担をかけてしまいます。
上手く着地をしやすいように、かかとがフィットするような履き方を心がけましょう。
また狭い爪先部分に、指の先を詰め込んでしまわないよう注意すべきです。
これらはかかとに密着させる履き方をすることで、自然に外反母趾のケアに繋がります。
紐があるシューズの場合、必ず紐をしめてください。
甲の部分を固定して、かかとに十分密着するようにすれば正しい歩き方をしやすくなるという訳です。
加えて紐をしめることで、足幅が横に広がる開帳足という状態を防止できます。
外反母趾の方には足裏の横アーチのサポート機能がついた靴がおすすめ
女性にとって頭を抱える悩みとなるもの、それは外反母趾です。
特に理由もなく発症をする病気で、いまでは約8000万人以上ものかたが悩まされていることが明らかとなりました。
すでに罹患をしてる場合、いつもつま先が痛くて外出もできないという経験もされています。
どうしたら外反母趾の痛みを和らげることができるのかと思ったら、サポート機能が付いた靴を愛用するのが賢明です。
スーパーやデパート・ネットストアでは、たくさんの数で外反母趾用のシューズを販売されるようになりました。
なかでも中高年者向けの品なら、靴の裏側にアーチ型の保護パッドがついており、快適な履き心地を実現するのは言うまでもありません。
サポートは取り外しもでき、若い方でも問題なく履けるのも良い点です。
外反母趾はつま先をガードすることも必須なので、実際にお店で試着をしてから買い求めてもいいものになります、お値段は5000円前後で買い求めやすいものです。